日本共産党 東村山市政アンケート2022 結果報告⑨

質問9 学校教育について

日本共産党は、保護者の教育にかかる負担を減らすべきと考えています。そのために、全員給食や経済的負担軽減のために公費を投入すべきと考えています。あなたのお考えをお聞かせください。

問(1) 東村山市の中学校では、デリバリー弁当を注文するか、自宅から弁当を持参するかを選択するスクールランチ選択方式を採用しています。小学校と同じように温かい昼食が食べられる全員給食にすることについてどう思いますか?

問(2) 東村山市の小学校は自校式の給食を提供しています。日本共産党は自校式の小学校給食を維持すべきと考えていますが、市はその給食の提供方法を見直す検討を始めました。どう思いますか?

問(3) 東村山市では、小中学校や公共施設の老朽化を理由として、小中学校の建て替えの際に集会施設や老人施設、コンビニなどを複合化することを視野に入れています。小中学校の複合化についてどう思いますか?

寄せられたご意見・ご要望

《中学校給食について》
●中学校に給食が無いなんてことがあると思わず、初めて知った時はびっくりした。 無いと知っていたら引っ越して来なかったかも。
●学校給食は貧困家庭や虐待家庭の子供が栄養を取るためにも必須と考える。
●家庭でも学校でも食べることは生きていく基本であり、教育の一環でもあると考えます。 栄養的なこと、食事作法、配膳と片付けの気配りなど学ぶことを教える事は多いはずです。
●中学校の給食は、時間の問題があり、自校式は難しいと思う。

《自校式給食について》
●給食を作る人と生徒とのふれあいが両者にとってプラスになると思う。
●食育はとても重要、日本でも7人に1人は食事摂取困難な家庭もある。せめて小・中・高の給食は、自校方式で(できればバイキング形式で)食事を楽しむ位のゆとりがあってもよいのではと思う。衣食たりて礼節を知るといわれているようにとても大事。子どもをめぐる環境は、年々悪くなるように思う。
●現職教員。自校方式は食育にもなるし、子供たちもとても喜んで給食を食べてくれる。食育はとても大切。共働きの家庭が多いので助かると思う。
●給食については、自校方式が理想だがそれをあきらめるのはやむを得ない。しかし、食育の教育の劣化は避けないことが前提だと思う。
●教員を40年近く勤めていた経験から、絶対自校方式のほうがよいと断言できる。4校のうち3校で自校方式、生徒たちは調理室から流れてくるにおいを感じながら(体で受け止めながら)授業を受けていた。また、調理の方と直接の対話はなくともどのような方が給食を作ってくれるのかもと知っていた。昨今、出来合いの食品スーパーで買ってくる家庭も多いと聞いている。本来の食事作りの在り方を教えるよい機会でもあった。それに何より自校式のほうがおいしかった。
●給食は自校式が望ましいが、ひとと一緒に食事をすることを優先し、提供方法はこだわらない。
●完全給食給食にすれば、コンビニは無くてよい。他の建物を造るのなら自校方式の給食施設をたてて欲しい。
●給食を作って下さる方の顔が見えるのが一番。
●給食の仕事(栄養士)をしている。「食育」という言葉や法律をつくるなら自校給食にて作り手との関わりや「同じ釜の飯を・・・」という精神を今一度見つめなおしてほしい。これがないと現場は本当にむなしい。なぜ東村山給食センターってあるのですか?一括方式でやれば人件費等が少なくなるのでは?
●自分が子供の時は自校式の暖かい給食を食べて育ったので、子供達にもそうあってほしい。そもそも、給食を民間の会社が利益優先で作ることに疑問がある。利益ではなく、子供たちの健康第一を考えて美味しくて安全な給食を提供するためには、自校式で外部委託せずに直営で運営するべきだと思う。
●当面は小中学校連携による半自校方式が現実的であると考える。
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《公共施設の複合化について》
●公共施設との統合は考える余地があるだろうが、商業施設は賛成できない。問題は施設の管理方法。
●教育に著しい影響が考えられる。聖域とすべし。
●コンビニなどを入れるのはおかしいと思う。教育の場であることを忘れてはいけない。子ども達にとってすごしやすい現場が必要である。
●複合化して無駄をなくすことは良いことでもあるが、今後またコロナ以外の新な感染症が流行した際、子どもと老人の利用する施設を一緒にすると、子どもの利用を中止されるのではないかとの懸念がある。
●学校が閉鎖的な空間にならず、他者の目があること。また、子どもにとっても一般市民や老人の生活を目のあたりにする機会があることが、期待できると思う。一方、子どもの声が騒音と取られ、苦情がくること、学校への安易な批判や要望が来る心配がある。
●安全性の問題など学校の負担が増えるのでは?

●自分も複合化された学校にいるのは嫌だ。
●不特定多数が出入りする場所に学校など子供を集めておくのは危険と思う。 コンビニのおにぎりや弁当も添加物が多く、特に子供には積極的には摂取させたくない代物 スナック菓子も、両方の理由で反対。もし事件が起きたらだれが責任を取るのか。
●少子高齢化の現在、老人施設や集会施設などを併設するのはいいと思う。
●不特定多数の人が24時間出入りするような施設、たとえばコンビニとか老人介護施設などは反対。小中学校は緑に囲まれた静かな環境でのびのびとスポーツが楽しめ勉強に励めるように配慮してほしい。
●多世代が集う場所にするのは良い考え方だと思う。
●勉強の場に商売業者はいらない。
●アメリカのように公教育サービスの質の低下が懸念される。
●そのようなスペースがあるなら自閉症等の子供たちのフリースペースを作ってほしい。高齢者までは達していないがデイサービスを利用するまでにも至らない方の体操教室や興味活動の場など世代を超えた居場所づくりが必要ではないか?
●民間との統合は利益が優先され、公益性に影響が出る。
●子どもの教育をないがしろにする国は豊かで幸せな国づくりはできない。子どもを大事にするためにはただ建物があればよいのではない。
●小中学校の複合化は絶対反対。学校での教育的役割が達成すべき施設としての設備と、他の施設の設備を全く違う。総合と言って中途半端な設備は使用に不便。また安全上の管理ができなくなるおそれがある。同時に学校の複合化は憲法の教育権をあいまいにする行為であるとともに、市財産を大企業の目先の利益に供するものである。

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